自然素材の住宅に塗り壁を採用するメリットとデメリットを紹介します!
お役立ち情報&豆知識 2021年09月30日
「塗り壁の住宅にはどのような特徴があるのだろう」
三重県にお住まいで、このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、塗り壁を採用するメリットとデメリット、実は知られざる塗り壁の効果について紹介します!!
ぜひ参考にしてください。
□塗り壁を採用するメリットとデメリットについて
水や土、植物などの自然素材を原料にした塗り壁は、外壁材として奈良時代から採用されています。
まずは、日本の伝統的な素材である塗り壁のメリットとデメリットを紹介します。
メリットの1つ目は何と言っても調湿性です。
塗り壁材には見えない無数の孔があります。
その孔で、空間の湿度が多い時は吸い取ってくれ、少ない時に放出してくれます。
なのでいつでも快適な湿度を保つことが可能になります!
天然樹ホームのお施主様から、「梅雨でもジメジメしない」とお声を頂くことも多いんです(^^)
メリットの2つ目は、消臭効果がある事です。
先述したように、無数の孔が空間の嫌な臭いも吸い取って分解してくれます。
ペットを室内で飼われているお施主様邸に行った時も、
かすかに匂う程度で驚きました。(実家との違いに・・・笑)
これは一般的な壁材のビニルクロスでは出来ない働きです。
塗り壁は「自然の空気清浄機」と言われるほど、優れた調湿・消臭性能を持ち合わせています!
メリットの3つ目が、独特の風合いです。
塗り壁は、職人が丁寧に手作業で塗り固めていきます。
そのため、手作業の味わいを感じられますし、職人によって塗り方やセンスがあるので、独特の風合いが感じられます。
個性的な壁にしたいという方におすすめです。
メリットの4つ目が、剥がれることが無いことです。
ビニルクロスは幅が決まっていて、それをつなぎ合わせていくので、継ぎ目ができます。
そのつなぎ目が何年後かに剥がれることがあります。
また破れることもあるため、見栄えが汚くなります。
一方塗り壁は職人の技で塗っていくためつなぎ目が無く、剥がれることは一切なく、美しい見た目を保てます。
デメリットを上げるとすれば・・・
ビニルクロスよりも施工費が高くなることです。
先ほども紹介したように、塗り壁は職人さんの手作業で行われます。
そのため、その分の予算を考慮する必要があります。
□塗り壁に使われる素材とは?
前の章では、塗り壁を採用するメリットとデメリットを紹介しました。
続いて、塗り壁に使われる素材を紹介します。
1つ目が、海藻土(かいそうど)・珪藻土(けいそうど)です。
海藻土と珪藻土は、調湿効果がとても高いため、室内を快適な湿度に保てます。
さらに、消臭効果もあるので、部屋の臭いが気になるという方におすすめです。
また、実はカラーも豊富で、部屋によって変え事も可能です!
2つ目が、漆喰(しっくい)です。
漆喰は、強度が高いので外壁によく用いられます。
アルカリ性のため、防カビ、防菌効果もあり、ツルツルとした仕上がりになるので、シンプルで空気がキレイな空間になります。
このほかにもいろいろな塗り壁があるので、気になる方はぜひ当社にご相談ください。
□まとめ
この記事では、塗り壁を採用するメリットとデメリット、素材を紹介しました。
塗り壁は、自然素材を使った健康的な住宅に住みたいという方や、個性的なデザインの壁にしたいという方におすすめです。
気になる方はぜひ一度当社にご相談ください。